日本製品販売店がフランチャイズチェーンを展開
- 2021/06/19
日本のコンビニエンスストアをモデルにしたPANPAN(パンパン)では、5,000点を超える日本製品が入荷され、厳しい検査を経て、品質の確かな商品を適切な価格で販売している。パンパンはベトナム人消費者の信用や人気を得ており、食品、機能性食品、化粧品など、多様な商品を展開する。とりわけ食品数は群を抜いており、乾物、冷凍食品、調味料などが販売されている。
パンパンのフランチャイズオーナーは、店舗の運営に対して一定の報酬が支払われる。パンパンがオーナーに対してマーケティング戦略や人材育成、在庫管理などのサポートを行い、各店舗で最適な運営を確実に進める。オーナーは日本人のマナーや文化について研修を受け、日本製品を実際に使用し、オフラインとオンラインの両方で販売研修に参加することができる。店舗の立ち上げはすべて共通の基準に沿って進められ、ブランドは統一化される。オーナーは、問題が起こった際の商品の処理方法や、販売促進のためのECサイト販売についても相談やサポートを受けることが可能だ。これらはパンパンの戦略的パートナーシップの1つであり、オーナーはパンパンから最大3億ドン(約150万円相当)の運営資金が提供される。
パンパンの各店舗では「日本製品をお探しなら、すぐパンパンにお越しください」というスローガンを掲げ、消費者のニーズに合わせ、高品質で安全な、本物の日本製品を適切な価格で販売している。
ベトナムでは都市部を中心に日系を含む多くのコンビニエンスストアが展開している。都市化が進む中で今後もこのような形態の店舗は増えていくだろう。(ベトナムニュース邦訳ライター 鶴田 志紀)
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