ベトナムは、COVID-19ワクチンの研究、試験、製造において「時間との戦い」を続けている
- 2020/12/24
引用元:保健省の情報「健康と生活」
12月7日の午後、COVID-19感染症に関する全国管理委員会の会議において、グエン・タン・ロング保健省大臣は「保健省は各機関と協力し、COVID-19ワクチンの研究、試験、製造において『時間との戦い』を続けている」と述べた 。保健省は、国内の研究と生産を促進する方向性に加え、外国のパートナーとも交渉している。COVID-19感染症管理委員会の委員長であるヴ・ドゥック・ダム副首相は、当会議の議長としてこれを務めた。
現在、ベトナムにはCOVID-19ワクチンの研究と生産に参加している4つの機関がある。これらは第一ワクチンおよび生物製品有限会社(VABIOTECH)、ワクチンおよび生物製品生産研究センター(POLYVAC)、ワクチンおよび生物製品学院(IVAC)およびナノゲン薬品有限会社(NANOGEN)である。 その中で、3つの機関(IVAC、VABIOTECH、NANOGEN)が実験室での製造プロセスを完了し、現在、動物におけるワクチンの安全性と免疫性を評価している。NANOGEN社は、テスト用に5,000回分のCOVID-19ワクチンを製造し、12月10日、軍事医学アカデミーと協力して、ベトナムのCOVID-19ワクチン試験の第1段階に参加するボランティアを正式に募集する予定である。
「保健省は引き続き他の部門と緊密に協力し、研究と検証のプロセスをスピードアップし、進歩、品質、安全性に関する要件を確保する。また、保健省は国内で研究、生産を促進しながら外国のパートナーとも交渉している。上手くいけば、ベトナムがCOVID-19ワクチンを広く供給できるのは2022年の第2四半期までの予定である。従って、流行を予防し、制御するためには、すべての対策を徹底的に実施し、厳密に実施する必要がある。COVID-19ワクチンに過度に依存することは不可能である。」と保健大臣は述べた。
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