イオンがドンナイ省にショッピングモール2店舗を展開
- 2021/05/08
ドンナイ省人民委員会のCao Tien Dung(カオ・ティエン・ズン)委員長は5月4日、各部局、ビエンホア市、イオンモールベトナム社とショッピングモールの開発について会議を行った。イオンモールベトナムはビエンホア市内にショッピングモールを2021年〜2025年、2026年〜2030年の間にそれぞれ1件ずつ建設する予定であり、建設場所について検討を進めているところである。
イオンモールベトナムは、2021年5月初旬時点でベトナム国内に6店舗を展開しており、今年に入ってからはタインホア省、バクニン省、トゥアティエン−フエ省の3つの省と出店に向けた覚書を交わしている。
今後の事業展開を円滑に進めるため、イオンモールベトナムは2021年5月中に投資協力に関する合意書をドンナイ省と締結する予定だ。同社は2030年までの10年間で、ベトナム国内におよそ30店舗を建設する計画である。
ズン委員長は会議の中で、「ドンナイ省は人口も多く、ショッピングモールやスーパーの展開には非常に好条件な場所です。省内には商業サービス開発エリアを設ける計画があり、開発に適切な場所を選ぶことができるでしょう。省は商業サービス分野の投資を誘致しており、イオンモールベトナム社のショッピングモール開発にとって、魅力的な投資環境を整えていきます。」と述べた。
ハノイやホーチミン市など大都市を中心に展開してきたイオンが、地方主要都市への展開を進める段階に入ったことが記事から読み取れる。今後、地方で大型ショッピングモールの進出が増えるにつれ、消費者の習慣や行動にも変化が現れるだろう。(ベトナムニュース邦訳ライター 鶴田 志紀)
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