引用元：ベトナム商工会議所のWEB新聞「VCCI メコンデル」

統計総局によると、5月には全国で10,700社が新設され、2020年4月と比較して36.1％増加しました。 COVID-19の流行が抑制されていることで、政府の企業支援政策に良い影響をもたらし、5月の事業登録は活発になりました。

その結果2020年5月には、全国に112兆7,000憶ドンの登録資本を持つ10,728社の新規事業があり、登録従業員数は91,500人となりました。 2020年4月と比較すると新規事業は36.1%増加し、登録資本は20.1％増加、従業員数は27％増加しました。 2020年4月の新規事業の平均登録資本金は、2019年の同期比較で105億ドンになり、11.7％減少しました。

5月は全国で5,056社が営業を再開し、前月比で32.7％増加し、2019年同期比では105.4％増加しました。 一定の期間ビジネスを停止している企業は 3,342社があり、前月比18.9％の減少、2019年同期比で43.7％増加しました。 営業を停止し、解散手続きを待つ 企業は3,083社があり、前月比で42.3％増加し、2019年の同期比では47.6％増加しました。 解散手続きを完了した企業は962社、前月比で1.8％減少し、2019年同期比では9.8%減少しました。 登録住所で営業していない企業は3,473社、前月比で21.3％増加し、2019年同期比では44.5％増加しました。

全国に557兆9,000憶ドンの登録資本を持つ4万8,300社の新規事業があり、登録従業員数は407,200人です。 前年同期比では、企業数は10.5％減少し、登録資本は16.7%減少、従業員数は24.2％増加しました。 5か月間の新規事業の平均登録資本金は115億ドンで、前年同期比で6.9％減少しました。

15,100社の817兆4,000ドンの追加登録資本を含めると、最初の5か月で登録資本の合計は1,375兆3,000憶ドン、前年同期比で17％減少しました。 さらに、稼働を再開した企業は21,700社、2019年の最初の5か月に比べて10.5％増加しました。これにより5ケ月で新規事業と稼働を再開した企業の合計は70,000社です。 毎月平均で14,000社の新規事業と稼働を再開した企業があります。

経済地域では、本年の最初の5か月で、農業、林業、漁業の分野において新規事業は794社が設立され、昨年同期比で5.6％増加しました。 産業および建設の分野では13,800社が設立され、昨年同期比6％減少、サービス分野には約33,700社の新規事業があり、昨年同期比12.6％減少しました。

農業、林業、漁業に加え、すべての分野のうち、水、ガスの生産分野だけは928社の新規事業が増加し、前年度に比べて95％増加しました。 これらは不可欠な分野であり、COVID-19の流行による影響は僅かな程度にとどまっています。

残りの分野では、卸売り、小売り、自動車やオートバイの修理など、16,335社の新設企業があり、2019年の同期比で7.3％減少、建設分野は 6,440社新設企業があり、9.8％減少しました。 製造・加工産業は6,223新設企業があり、9.1％減少しました。 科学、技術、コンサルティングサービス、デザイン、広告などの分野は4,403社の新設企業があり、1.8％減少しました。不動産事業も2,231社の新設企業があり、29.7％減少しました。

また統計総局によると、2020年1月～5月の間で一時的に事業を停止している企業の数は26,000社で、前年同期比で36.4％増加しました。 解散手続きを待って営業を停止する企業は、16,500社、14.5％減少しました。 解散手続きを完了した企業が約6,100社、4.8％減少しました。 解散した企業の中で5,400社の資本規模は100億ドン未満で5.7％減少、87社の資本規模は1,000億ドン以上で、6.1％増加しました。

加えて、解散手続きを完了した企業は、自動車・オートバイの卸売・小売・修理の分野：2,200社、加工製造業：722社、建設業：500社、科学・IT・デザインコンサルティングサービスの分野：391社、観光・レジャー・飲食の分野：355社などに焦点を当てて統計に含めています。

さらに登録住所で操業していない企業の数は、2020年の最初の5ケ月では、全国で17,400社となり、昨年の同時期に比べ8％増加しました。